【動画紹介】Blue Lug 上馬店 10周年フレーム RIVENDELL Generalisimo Especialle【bluelug】

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皆さん、こんにちは!

僕は、先ほどアップされた一本の動画を見て、静かに、しかし深く心を揺さぶられました。

これはこのブログに来てくれる皆様なら、絶対興味のあるやつだろうな!と最速で記事にしています!

その動画は、僕がいつもお世話になっているbluelugのYouTubeチャンネルで公開された、上馬店の10周年を記念して作られた特別なリベンデルのフレームについて語るもの。それは単なる自転車の紹介ではなく、作り手の哲学と、そこに込められた魂の物語でした。なぜこのバイクが生まれたのか、誰が、どんな想いを込めて作ったのか。その一つひとつのディテールに、僕はデザイナーとして、そして自転車を愛する一人の人間として、深く共感しました。

この記事では、この特別なバイクに宿る哲学と、僕が動画から感じ取ったその魅力について、じっくりと深掘りしていきたいと思います。さあ、一緒にこの特別な物語の世界を覗いてみませんか。

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究極の「作品」が生まれる瞬間

この動画で僕が最も心を惹かれたのは、このフレームがただの工業製品ではなく、作り手たちの手によって生み出された「作品」だということです。

ビルダー:マーク・ノブレッド 彼は、自転車の巨匠アルバート・アイゼナートに師事し、1971年からフレームを製作しているそうです[10:31]。そして、このフレームには多目的に使えるように、Vブレーキや広いタイヤクリアランス、長めのホイールベースといった、乗り手の自由な発想を邪魔しない工夫が凝らされています[08:12]。これは、乗り手のライフスタイルに寄り添う、まさに究極のデザインだと思います。

ペインター:ジョー・ベル このフレームに命を吹き込んだのは、アメリカで最高のペインターと称されるジョー・ベルです[14:59]。彼は現在、限られたブランドのフレームしかペイントしないそうです。このフレームの塗装には、環境規制で今では製造されていない、特別な塗料が使われている[04:34]という話を聞いて、僕は思わず息をのんでしまいました。そこには、ただ美しいだけでなく、時代を超えて愛される「色」へのこだわりが詰まっていると感じました。

乗り手が完成させる「パーソナルデザイン」

この動画は、完成されたバイクをただ鑑賞するだけでなく、それを乗り手がどのように育てていくかという、次の物語についても語っていました。

話者は、美しく作られたバイクを、日常的に使い込んでほしいと語っていました[41:12]。そして、ステッカーを貼ったり、バスケットやフェンダーをつけたりして、自分だけのバイクにカスタマイズすることを勧めていました[41:39]。完璧さを求めすぎず、自由にパーソナライズする[42:51]という考え方には、僕は深く共感しました。

本当に良いデザインとは、完成した瞬間がゴールではありません。使い込まれ、傷つき、汚れ、乗り手とともに歳を重ねていく中で、そのバイクは唯一無二の存在へと変わっていく。このフレームは、まさにそのことを教えてくれました。

まとめ

このリベンデルの動画は、自転車が単なる「モノ」ではなく、作り手と乗り手の物語が宿る、個性的なパートナーだということを、改めて僕に教えてくれました。

僕も、いつかこんな風に、自分の愛車を通して誰かの心を動かせるような、そんなデザイナーでありたい。そんな風に思わせてくれる、本当に素晴らしい動画でした。

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=bJQlK3MCk4k&t=5s

皆さんが心を動かされた、特別な一台やブランドはありますか?ぜひ、コメントで教えてください!

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Designer & Cr-Mo Freeks
中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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