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バイクロア、再開はいつ?騒動のまとめと、再開に向けた動き

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こんにちは、ヒロヤスです。大阪の街を今日も自転車で駆け抜けているアラフォー、デザイナーの僕です。

僕のブログをいつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今回は、少し胸が締め付けられるような、でも希望に満ちた話をしたいと思います。自転車好きなら誰もが一度は聞いたことがあるはずの、あの伝説的なイベント、バイクロアについてです。

正直に言うと、この話を記事にするかどうか、僕はすごく迷いました。皆さんも知っての通り、ここ数ヶ月で運営に関する大きな問題が表面化し、大きな騒動になりました。でも、純粋に再開に向けて動き出しているという素晴らしい事実を、このブログを読んでくれている皆さんに、僕自身の言葉で伝えたかった。僕自身も、あの最高の場所に再び行ける日を、心から待ち望んでいるからです。

バイクロアは、単なる自転車レースではありませんでした。シクロクロスという競技を核にしながら、まるで大人の運動会のような、誰もが笑顔になれるお祭りでした。僕が初めて参加した時、その熱気とピースフルな雰囲気に心を奪われました。レースを走る人も、ビール片手に観戦する人も、みんなが同じ空間で、自転車という共通の趣味で繋がっていたんです。焚き火を囲んで夜遅くまで語り合ったこと、泥まみれになりながら仲間とハイタッチしたこと。今でも鮮明に覚えている、僕にとっての特別な思い出です。

そんなバイクロアが、なぜ突然、僕たちの前から姿を消してしまったのか。そして、新しい一歩を踏み出そうとしているのか。その経緯を、僕なりに時系列を追って、詳しく解説したいと思います。これは過去の出来事をただ振り返るだけでなく、僕たちの自転車カルチャーが、より良い未来に向かうための教訓だと僕は信じています。

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バイクロアの一連の騒動と、休止の真実

ここ数年、バイクロアは僕たちの前から姿を消していました。その理由は、新型コロナウイルスの影響だけではなかった。バイクロアの運営体制そのものに、大きな問題が潜んでいたんです。そして今年に入り、その問題が僕たちファンの前に明らかになりました。

2024年4月下旬:運営体制の問題が表面化

ことの発端は、バイクロアの運営団体である「シクロクロス東京実行委員会」の運営体制に関する問題が表面化したことです。前代表理事の松本さんがSNS上で実行委員会を脱退したことを発表し、長年支えてきた運営体制への不信感を表明しました。これは、僕を含め多くのファンに大きな衝撃を与えました。

この発表は、僕たちファンが知らなかった運営の裏側を垣間見せるものでした。イベントの企画・運営には、僕たちが想像する以上の苦労や、組織としてのガバナンスが重要だということを、改めて突きつけられた気がします。普段、街に止まっている自転車のパーツやフレームをついついチェックしてしまう僕としては、イベントという大きな「仕組み」の内部にも、目を向ける必要があると感じました。

2024年4月26日:公式に開催中止が発表される

松本さんの脱退発表から間もなく、バイクロアの公式サイトにて、2024年度の開催中止が正式に発表されました。中止の理由として、運営体制の問題や資金面での課題などが明確に挙げられました。

この発表は、多くのファンや関係者にとって、言葉にならないほどのショックでした。誰もが、いつかあの場所に戻れると信じていたからです。しかし、不透明なままイベントを開催するのではなく、一度立ち止まり、根本的な問題と向き合うという運営の決断は、誠実なものだと僕は感じました。

2024年5月上旬:騒動の拡大と批判の高まり

開催中止の発表後、元運営メンバーや関係者によるSNS上での発言が相次ぎ、騒動はさらに拡大しました。運営体制の不透明さや、過去のイベント運営におけるトラブルなどが次々と指摘され、ファンや参加者からの批判が爆発的に高まりました。

僕もこの騒動をSNSで見守っていました。自転車という楽しい趣味を通して繋がった人たちが、互いに不信感を抱く状況は、見ていて本当に胸が痛かったです。しかし、この騒動は、イベント運営におけるガバナンスや、参加者・関係者とのコミュニケーションがいかに重要かを、僕たちに改めて教えてくれました。

再開への希望:新しいバイクロア、僕たちが再び集う日へ

一連の騒動によって、バイクロアは一度、その歴史を終えたように見えました。しかし、自転車を愛する人たちの情熱は、決して途切れることがなかった。そして、希望の光は、すぐに見え始めました。

2024年5月中旬:新しい運営団体が発足

一連の騒動を受け、バイクロアの新しい運営団体が発足することが発表されました。旧運営団体の問題点を解消し、イベントを存続させるための動きが開始されました。この新体制への移行は、ファンからの期待を大きく集めました。

新しい運営は、過去の失敗を繰り返さないと明確に表明しました。これは、僕たちが求めていた答えでした。一度壊れてしまった信頼を再構築することは、簡単なことではありません。でも、それに向き合おうとする姿勢に、僕たちは希望を見出したんです。

2024年6月上旬:クラウドファンディングとヒアリングの開始

新体制でのバイクロア開催に向けて、具体的な動きが始まりました。クラウドファンディングの実施や、参加者からの意見を募るためのヒアリングが行われたんです。

新しい運営団体は、ファンや関係者と共にイベントを作り上げる「共創」の姿勢を明確にしました。これは、まさに僕たちが愛したバイクロアの精神そのものです。僕が自分で自転車のパーツを交換したり、カスタムをしたりするのと同じように、イベントも僕たちの手で作り上げていく。そんなワクワクする未来が、目の前に広がっているんです。

復活の時は、愛車と共に

僕がこのブログでバイクロアについて書いたのは、純粋にこの再開に向けた素晴らしい動きを、皆さんに伝えたかったからです。

僕も、再開を心から楽しみにしています。そして、その日が来たら、迷わず参加します。

その時、僕の相棒は、僕のブログでも何度か紹介した、Crust BikesのEvasionです。

太いタイヤを履き、街中から未舗装路まで、どんな道でも僕を連れて行ってくれる。まるでバイクロアの「何でもあり」な精神そのものです。泥まみれのコースを駆け抜け、焚き火の煙を浴びながら、仲間とビールを飲む。その隣には、いつも僕のEvasionがある。そんな未来を想像すると、胸の高鳴りが止まりません。

バイクロアは、僕たちの前から姿を消してしまったわけではありません。彼が残してくれた、自由で、ピースフルな自転車の楽しみ方は、今も僕たちの心の中に生き続けています。そして、新しい形で、より多くの場所で、その伝説は語り継がれていくんです。

もしあなたがバイクロアに思い出があるなら、そして新しいバイクロアに参加したいと思うなら、ぜひ僕に聞かせてほしい。どんな相棒と、どんな風に楽しみたいか、コメント欄で教えてください。

それでは、また次の記事で会いましょう!

ヒロヤスでした!

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中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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