【動画紹介】Crust Romancuer:一台のバイクが生まれる瞬間【YouTube】

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皆さん、こんにちは!

YouTubeを見ていたら、またとんでもなく心を揺さぶられる動画を見つけてしまいました。今回は、Crust Romancuerというバイクを、最初から最後まで組み上げる様子を記録した、まさに「夢のビルド」の動画なんです。僕が普段見ているような、おしゃれなライフスタイル系の映像とは少し違って、ただひたすらに一台の自転車が形になっていく過程が、淡々と、しかし情熱的に描かれていて。デザイナーである僕の心を強く掴んで離しませんでした。

僕は常々、デザインとは、ただ見た目を美しくすることではないと思っています。それは、機能性はもちろん、作り手の哲学や、使う人のことを深く考え抜くこと。この動画に映るバイクは、まさにその哲学が凝縮された一台でした。フレームにワックスを塗ることから始まり、ヘッドセットやBBの取り付け前にフェイシングツールを使う[00:32]。ひとつひとつの丁寧な作業は、まるで神聖な儀式のよう。僕は思わず、「これこそ、究極のモノづくりだ」と、息を呑んでしまいました。

そして、この自転車に選ばれたパーツたち。Paul ComponentsのブレーキWhite Industriesのチェーンリングなど、どれも美しさと機能性を兼ね備えた、僕が心から愛するブランドばかりです。完成したバイクが、砂漠のような場所でタフに走る姿[05:27:07]を見たとき、僕は本当に感動しました。見た目の美しさだけでなく、どんな場所でも乗り手を支えるという、深い信頼性がそこにはありました。

この記事では、そんな「究極のビルド」の動画から、僕が感じたこと、そして一台のバイクが持つ、底なしの魅力について、じっくりと語っていこうと思います。もしかしたら、この動画が、あなたの自転車観も変えてしまうかもしれませんよ。さあ、一緒にこの特別なバイクの世界を覗いてみませんか。

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魂が宿る、細部へのこだわり

この動画で最も心を惹かれたのは、まるで魂を吹き込むかのような、ビルダーの細部へのこだわりでした。

まず、チェーンにワックスを塗り、磨き上げるところ[01:05:37]。チェーンは、自転車の心臓部と言っても過言ではありません。この小さな部品ひとつにも、最高の性能と美しさを追求する姿勢は、本当に見習いたいと思いました。

次に、ハンドルバーの取り付け[01:54:10]。ステム、ブレーキレバー、そしてバーテープを巻く順番は、まるで決まった振付のよう。この一つひとつのステップが、最終的な乗り心地を大きく左右するんですよね。特にバーテープをきれいに巻く作業は、僕もいつも心を込めてやっています。

そして、フロントのラックとライトの取り付けと配線[04:40:02]。この作業は、見た目の美しさだけでなく、機能性も同時に追求する、デザイナーの仕事そのものです。自転車を単なる移動手段ではなく、旅の道具として考えたとき、この部分の精度が、どれほど重要かということを、改めて教えてくれました。

まとめ

この「Crust Romancuer」のビルド動画は、自転車が持つ、底なしの魅力を僕に教えてくれました。

それは、自転車は単なる道具ではなく、乗り手と作り手の想いが宿る、個性的なパートナーだということ。流行に流されることなく、本当に良いもの、本当に美しいものを追求する姿勢こそが、時代を超えて愛されるブランドやバイクを生み出すんだと、改めて感じました。

僕もいつか、自分の愛車を、こんな風に誰かの心を揺さぶるような一台に仕上げてみたい。そんな夢を抱かせてくれる、本当に素晴らしい動画でした。

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=AgQ3fXTtbqk

皆さんが心を奪われた、特別な一台やブランドはどんなものですか?ぜひ、コメントで教えてほしいですね。

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Hrys Basics(ひろやす)
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Designer & Cr-Mo Freeks
中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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