自転車うんちく系

さらば、愛しのSURLYクロスチェック。後継者(候補)たちよ、次の相棒は誰だ!?

hrysbasics

(2025年8月27日 追記)文末表現など記事を修正しました。

ども!大阪の自転車好きデザイナー、ヒロヤスです!今日もチャリで会社まで爆走してきたで!(笑)

突然ですが、自転車界に衝撃が走りましたね…そう、あのサーリーのクロスチェックが廃盤になってしまったんです!

僕も街中でクロスチェックを見かけるたびに、ついフレームの溶接跡とか、パーツ構成とかチェックしちゃうんですよね。あの無骨な佇まいと、どんな道でも走れるタフさ、そして何よりもカスタムの自由度がたまらなく好きだったんです。

クロスチェックは、僕みたいなクロモリフレーム好きにとっては、まさに「相棒」って呼べる存在でした。パーツをあれこれ交換したり、キャリアをつけたり外したり…自分だけのオリジナルバイクを作り上げる喜びを教えてくれた一台だったと言っても過言ではありません。

そんなクロスチェックがなくなってしまうなんて…考えただけで寂しい気持ちになります。でも、嘆いてばかりもいられません!クロスチェックの魂を受け継ぎ、僕らの新しい相棒となってくれるフレームを探し出さなければ!

そこで今回は、僕が独断と偏見で選んだ(笑)、クロスチェックの後継者候補たちをご紹介したいと思います!

あくまで「候補」です!

この記事で紹介するのは、僕が実際に試乗したり、友人から借りて乗ってみたり、ユーザーさんの声を聞いたりして、クロスチェックのDNAを感じたフレームたちです。つまり、全部持ってるわけじゃないんです!(笑)あくまで参考程度に読んでいただけると嬉しいです。

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候補1:All-City Space Horse(オールシティ スペースホース)

まず最初に紹介するのは、All-CityのSpace Horse!

このフレーム、パッと見はクラシカルなロードバイクって感じなんですが、実はかなり懐の深いヤツなんです。

クロモリの乗り心地は健在!

フレーム素材は、信頼の4130クロモリ。細身のフレームが生み出すしなやかな乗り心地は、ロングライドでも疲れにくいのが特徴です。街乗りはもちろん、週末のちょっとした冒険にも連れて行きたくなります。

タイヤクリアランスが広い!

最大700x45cのタイヤを装着できるので、グラベルライドも余裕。ちょっとした悪路も気にせず突っ込めます。ちなみに、僕が乗せてもらったときはチューブレスタイヤを履いていて、驚くほど安定感がありました!

豊富なダボ穴!

フロントフォークやシートステーには、キャリアやフェンダーを取り付けるためのダボ穴が満載。自分好みにカスタムする楽しみがあります。

美しいフレームワーク!

ラグ溶接や美しいペイントなど、細部にまでこだわりが感じられるフレームワークは、所有欲を満たしてくれます。

実際に試乗してみたんですが、想像以上に軽快で、ロードバイクのようなスピード感も楽しめました。それでいて、クロモリ特有の振動吸収性も持ち合わせているので、長距離も快適に走れます。

ただ、クロスチェックに比べると、ちょっとお値段が高いのがネック。あと、カラーリングがちょっと派手かな?って思う人もいるかもしれません。

こんな人にオススメ!

  • [通勤や街乗りも、週末のロングライドも1台でこなしたい]
  • [所有欲を満たす、美しいフレームの自転車が欲しい]
  • [初めてのクロモリバイク、ちょっと贅沢なモデルを検討している]

候補2:SURLY Pack Rat(サーリー パックラット)

やっぱりサーリーからも選びたい!ってことで、Pack Ratをチョイス。

これは、26インチホイール専用設計のフレームで、フロントキャリアを装着することを前提に設計されています。

独特なジオメトリ!

フロントキャリアに荷物を積んだ状態でも安定するように、独特なジオメトリを採用しています。

26インチホイールの魅力!

26インチホイールは、小回りが利きやすく、加速性能も高いのが特徴です。街乗りでの取り回しの良さは抜群です。

頑丈なフレーム!

サーリーらしいタフなフレームは、多少手荒に扱ってもへこたれません。毎日ガンガン乗り倒したい人にオススメです。

豊富なカスタムパーツ!

サーリー純正のフロントキャリアはもちろん、様々なメーカーから26インチ用のカスタムパーツが販売されているので、自分好みにカスタムする楽しみがあります。

Pack Ratは、フロントキャリアに荷物を積んで街を駆け抜けるのが最高に楽しいバイクです。通勤や買い物はもちろん、キャンプ道具を積んでのツーリングにもオススメです。

ただ、26インチホイール専用設計なので、700cホイールに乗り慣れている人には、ちょっと違和感があるかもしれません。あと、フロントキャリアに荷物を積むと、ハンドリングが重くなるので注意が必要です。

こんな人にオススメ!

  • フロントキャリアに荷物を積んで街乗りを楽しみたい人
  • 26インチホイールの取り回しの良さを体験したい人
  • タフなバイクに乗りたい人
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候補3:FAIRWEATHER CX(フェアウェザー CX)

あのBLUELUGが送り出すクロモリフレーム!FAIRWEATHER CX!

キビキビとした乗り味のこのフレームは、その精度の高さと美しい仕上がりが魅力です。

美しい溶接!

東洋フレームの職人さんが一本一本丁寧に溶接しているので、溶接跡が非常に美しいです。

こだわりのフレーム素材!

カイセイ社製のクロモリチューブを使用しており、しなやかで快適な乗り心地を実現しています。

豊富なカラーバリエーション!

豊富なカラーバリエーションから、自分好みのカラーを選ぶことができます。

日本の職人技!

メイドインジャパンならではの、高い品質と信頼性があります。

FAIRWEATHER CXは、クロモリフレームの魅力を最大限に引き出したバイクです。ロングライドはもちろん、通勤や街乗りにも最適です。

ただ、ちょっとお値段が高いのがネック。あと、カスタムパーツが少ないのが難点かもしれません。

実際に友人が乗っていて少し借りて乗ったのですが、クロモリなのに進む!進む!って感じでした。これはマジですごい。

こんな人にオススメ!

  • メイドインジャパンの高品質なフレームに乗りたい人
  • 美しいフレームワークにこだわりたい人
  • ちょっと贅沢なクロモリバイクに乗りたい人
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候補4:RIVENDELL CLEM SMITH JR.(リヴェンデル クレムスミスジュニア)

Frame - Clem 2024

これはちょっと異色かもしれないけど、RIVENDELLのCLEM SMITH JR.。

アメリカのブランドで、独自の哲学に基づいて作られた、ちょっと変わった自転車です。

独特なフレームデザイン!

ホリゾンタルフレームではなく、トップチューブが大きく下がった独特なフレームデザインが特徴です。

快適な乗り心地!

アップライトなポジションで乗れるように設計されており、長時間のライドでも疲れにくいのが特徴です。

豊富なアクセサリー!

オリジナルのアクセサリーが豊富に用意されており、自分好みにカスタムする楽しみがあります。

のんびり走るためのバイク!

スピードを追求するのではなく、のんびりと景色を楽しみながら走るためのバイクです。

CLEM SMITH JR.は、自転車に乗ることを心から楽しめるバイクです。自転車通勤や買い物はもちろん、休日のポタリングにも最適です。

ただ、ちょっとお値段が高いのがネック。あと、スピードを求める人には向いていません。

これも友人が乗っていて、何度か借りたことがあるんですが、本当に肩の力が抜けるというか、リラックスして乗れるんですよね。時間に追われる毎日から解放されたい!って人にオススメです。

こんな人にオススメ!

  • [自転車に乗ることで、心身ともにリフレッシュしたい]
  • [人と被らない、個性的な自転車を探している]
  • [スピードや競争から離れ、純粋に自転車の楽しさを味わいたい]
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まとめ:クロスチェックのかわりは誰になる!?

さて、今回は、サーリー・クロスチェックの後継者候補として、4つのフレームをご紹介しました。

どれも個性的なフレームで、それぞれに魅力があります。

僕自身、まだどのフレームにするか決めかねているんですが(笑)、実際に試乗したり、ユーザーさんの声を聞いたりする中で、徐々に候補が絞られてきました。

Space Horseは、街乗りもロングライドもこなせるオールラウンダー。

Pack Ratは、フロントキャリアに荷物を積んで街を駆け抜けるのが最高に楽しいバイク。

FAIRWEATHER CXは、キビキビと機動力のあるアグレッシブな走り。

CLEM SMITH JR.は、のんびりと自転車を楽しみたい人にオススメです。

最終的にどのフレームを選ぶかは、あなたのライフスタイルや好みに合わせて決めるのが一番だと思います。

ぜひ、この記事を参考に、あなただけの「相棒」を見つけてください!

そして、もしあなたがクロスチェックの後継者を見つけたら、ぜひ僕にも教えてくださいね!一緒に語り合いましょう!

では、また!

(追記)
クロスチェックに対する熱い思いが止まらないので、クロスチェックの魅力についても記事にしようかな…
→しました爆

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中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れるアラフォーのクリエイター。 自転車のあれこれやニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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