【2025年版】あなたの相棒はどれだ?SURLY現行(まだ買える)モデルの徹底比較!ライフスタイル別の完全選び方ガイド

こんにちは、ヒロヤスです。大阪の街を今日も自転車で駆け抜けているアラフォー、デザイナーの僕です。
僕のブログをいつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。さて、今回は、僕が愛してやまない自転車ブランド、SURLY(サーリー)について、現行で手に入るモデルを目的別に、余すことなくお伝えしたいと思います。
SURLYの自転車を選ぶということは、単なる移動手段を手に入れることではありません。それは、自分だけのライフスタイルを表現し、日々の生活に冒険というスパイスを加えるための「相棒」を選ぶ行為だと僕は思っています。
「SURLYに興味があるけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「自分の乗り方に合ったモデルはどれ?」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、あなたの自転車ライフに最高の彩りを加えてくれる、運命の一台がきっと見つかるはずです。さあ、一緒にSURLYが広げる無限の可能性の世界へ旅立ちましょう!
SURLYってどんなブランド?― 鉄の魂と「Fatties Fit Fine」の哲学
SURLYというブランドを語る上で欠かせないのが、彼らの揺るぎない哲学です。1998年、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで生まれたこのブランドは、流行のカーボンフレームや軽量化競争に背を向け、一貫してクロモリ(スチール)という素材にこだわり続けてきました。
彼らが掲げるのは**「シンプルで、頑丈で、自由」**ということ。 自転車を単なる機材としてではなく、日々の生活を豊かにする「最高の道具」として捉えているんです。
そして、その哲学を象徴するのが**「Fatties Fit Fine(太いタイヤも問題なく収まるぜ)」**という、少し皮肉の効いたスローガン。これは、細いタイヤでスピードだけを追求するのではなく、太いタイヤがもたらす快適性や走破性で、もっと自由に、どんな道でも楽しもうぜ!という彼らからのメッセージなんです。
この遊び心と実用性の見事な融合こそが、SURLYが世界中の自転車好きから愛され続ける理由だと僕は思います。
【目的別】あなたのためのSURLYはこれだ!現行モデル徹底紹介
それでは、ここからは現在のSURLYのラインナップを、僕なりの視点で「どんな乗り方をしたいか」という目的別に分けてご紹介します。あなたの理想の自転車ライフを想像しながら読んでみてください。
街乗り・通勤を最高のクルージングに。「コミューター」モデル
毎日の通勤や、休日のカフェ巡り。そんな日常の移動を、もっと楽しく、快適にしてくれるのがSURLYのコミューターモデルたちです。
SURLY “Preamble”(プリアンブル)
「Preamble(序文)」という名の通り、SURLYの世界への最高の入門書となる一台。手頃な価格ながら、SURLYらしいタフなクロモリフレームと、キャリアやフェンダーを取り付けるための拡張性はしっかりと備えています。 楽な姿勢で乗れる設計なので、初めてのスポーツバイクとしても最適。ここからあなたの自転車物語を始めてみてはいかがでしょうか。

SURLY “Lowside”(ロウサイド)
「大人のためのBMX」というコンセプトがたまらない一台。26インチプラスの太いタイヤと、BMXのようなアップライトなハンドルバーで、街中の段差や階段も遊び場に変えてしまいます。シングルスピードでシンプルに乗るのが基本ですが、多段化も可能。効率やスピードなんて気にせず、ただただ街を流す楽しさを思い出させてくれます。

道なき道を行け!「グラベル・アドベンチャー」モデル
舗装路の終わりは、冒険の始まり。グラベル(砂利道)や林道、シングルトラックまで、SURLYのアドベンチャーモデルはあなたの好奇心をどこまでも遠くへ連れて行ってくれます。
SURLY “Straggler”(ストラグラー)
伝説の名車「Cross-Check」の正統後継者とも言える、ディスクブレーキ仕様のオールラウンダー。 軽快な走りはそのままに、ディスクブレーキによる確かな制動力と、より太いタイヤを履けるクリアランスを手に入れました。通勤から本格的なグラベルライドまで、これ一台で何でもこなしたいなら、最高の選択肢です。

SURLY “Midnight Special”(ミッドナイト・スペシャル)
ロードバイクの軽快な走りと、グラベルバイクの快適性を融合させた「ロードプラス」という新しいジャンルを切り拓いた一台。650bホイールに太めのスリックタイヤを履けば、まるで絨毯の上を滑るような、極上の乗り心地を味わえます。舗装路をメインに、どこまでも速く、そして快適に走り続けたいあなたへ。

SURLY “Bridge Club”(ブリッジ・クラブ)
「仲間とツーリングに出かけ、橋の下で休憩しながら語らうような時間を楽しんでほしい」。そんな想いを込めて作られた、まさに「万能選手」。700cと27.5インチ、両方のホイールサイズに対応し、太いタイヤも装着可能。通勤や街乗りはもちろん、週末のちょっとしたグラベルライドやキャンプツーリングまで、これ一台でこなせてしまいます。まさに「欲張り」なあなたにぴったりの一台です。

地平線の彼方へ。「本格ツーリング」モデル
何週間、何か月にもわたる壮大な旅。そんな過酷な状況下で、絶対的な信頼性をもってライダーを支え続けるのが、SURLYのツーリングモデルです。
SURLY “Disc Trucker”(ディスク・トラッカー)
世界中の自転車冒険家から絶大な信頼を得る、「旅自転車の王様」。重い荷物を積んでもびくともしない頑丈なフレームと、荷物を積んだ状態での走行安定性を極限まで追求したジオメトリが特徴です。 旅先でのトラブルを想定し、世界中で手に入りやすいパーツ規格を採用している点も、SURLYの哲学を感じさせます。

SURLY “Grappler”(グラップラー)
その名の通り、どんな道にも「掴みかかっていく」ような、アグレッシブな走破性が魅力のダートツーリングバイク。MTBのようなジオメトリにドロップハンドルを組み合わせ、荒れたトレイルでも安定した走りを実現します。バイクパッキングで山奥のキャンプ地を目指すような、本格的な冒険を求めるライダーにこそ乗ってほしい一台です。

山を遊び尽くせ!「トレイル」モデル
MTBの原点である「山で遊ぶ」という楽しさを、SURLY流に解釈したのがトレイルモデル。クロモリフレームのしなやかさが、路面との対話をより深いものにしてくれます。
SURLY “Karate Monkey”(カラテモンキー)
29インチMTBのパイオニアとして、その歴史を切り拓いた伝説的なフレーム。リジッドフォークでシンプルに組むもよし、サスペンションフォークで本格的なトレイルライドに挑むもよし。シングルスピードにも多段にも対応し、乗り手の「こうしたい!」という思いをすべて受け止めてくれる、まさに懐の深い一台です。

SURLY “Krampus”(クランパス)
29+という極太タイヤを世に知らしめた、トレイルバイクの革命児。圧倒的な走破性とグリップ力で、どんなガレ場や木の根も乗り越えていきます。それでいて、クロモリフレームがもたらす乗り心地の良さも兼ね備えているのがKrampusの魅力。一度乗れば、その異次元の楽しさの虜になること間違いなしです。

今でも手に入るSURLYプロダクトたち
ここで、改めて目的別にSURLYの現行プロダクトを整理してみましょう。あなたの心に響く一台はどれですか?
コミューターモデル
- Preamble: SURLYの世界への入り口。シンプルで拡張性の高い一台。
- Lowside: 街を遊び場に変える、大人のためのBMX。
グラベル・アドベンチャーモデル
- Straggler: Cross-Checkの魂を受け継ぐ、ディスクブレーキ搭載のオールラウンダー。
- Midnight Special: 舗装路のスピードと極上の快適性を両立したロードプラス。
- Bridge Club: 日常と非日常を繋ぐ、万能な遊び道具。
本格ツーリングモデル
- Disc Trucker: 世界を旅するための、絶対的な信頼性を誇るツーリングバイクの王様。
- Grappler: トレイルも走破する、アグレッシブなダートツアラー。
トレイルモデル
- Karate Monkey: 乗り手の創造力を刺激する、伝説の29インチMTB。
- Krampus: 29+タイヤで異次元の楽しさを提供する、トレイルの革命児。
まとめ
ここまでSURLYの現行モデルを一挙にご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
SURLYのラインナップを見ていると、彼らが単なる自転車メーカーではなく、僕たちのライフスタイルそのものを提案してくれていることに気づかされます。速さや軽さといった画一的な価値観から僕たちを解放し、「自転車ってもっと自由でいいんだ」「もっと遊んでいいんだ」ということを、その無骨で愛嬌のある鉄のフレームを通じて語りかけてくれているようです。
今回ご紹介したモデルの中に、あなたの心を揺さぶる一台はありましたか?
もし気になるモデルが見つかったら、ぜひお近くのディーラーで実車に触れてみてください。そして、そのフレームが持つ独特のオーラを感じてほしいと思います。SURLYの自転車を選ぶことは、あなたの日常に新たな冒険の扉を開き、まだ見ぬ景色へと連れ出してくれる最高のきっかけになるはずです。
あなたの「相棒」探しの旅が、素晴らしいものになることを心から願っています。
皆さんはどのSURLYのモデルが好きですか?あるいは、どんなカスタムをして乗っていますか?ぜひコメントであなたのSURLY愛を聞かせてください!
それでは、また次の記事で会いましょう!ヒロヤスでした!