【動画紹介】1993年製キャノンデールM2000!ヴィンテージMTBを通勤バイクにレストア
皆さん、こんにちは!youtubeを見ていたら、とても興味深い動画を見つけたのでご紹介します。
今回は、古い自転車を現代の街乗りに合わせて蘇らせる、ロマンあふれるレストアの様子を記録した動画です。取り上げられているのは、友人のジェームズから譲り受けたという1993年製の「Cannondale M2000」。塗装は剥がれ、随所に錆が見られるものの、ひび割れ一つないタフなフレームは、まるで「まだまだ走れるぞ!」と語りかけているかのようです。
この動画の魅力は、単なる自転車の修理風景ではなく、古いものに新しい命を吹き込み、自分のライフスタイルに合わせて作り上げていく、その創造のプロセスをじっくりと見せてくれる点にあります。特に、ヴィンテージバイクに現代のパーツを組み合わせる「レストモッド」と呼ばれるカスタムは、その知識とセンスが問われるため、見ているだけでワクワクします。
このM2000は、キャノンデール独自の滑らかな溶接や、通称「ペペロニフォーク」と呼ばれるアルミ製のフォークなど、当時の技術が詰まった歴史的な一台です。それらが、最新のパーツとどのように融合し、究極の通勤バイクへと変貌を遂げるのか。動画を見ていると、まるで自分がこのプロジェクトに参加しているかのような気分になります。
この記事では、そんなM2000のレストア過程と、こだわりのカスタムポイント、そして完成したバイクの乗り心地について、動画のハイライトを交えながら詳しく解説していきます。これから自転車のカスタムを始めたい方や、古いバイクを所有している方にとって、きっと大きなインスピレーションとなるはずです。さあ、一緒にこの名車の復活を見届けましょう。
蘇る名車:レストアとカスタムの全記録
動画では、まず自転車の分解と清掃から始まり、錆を落とす作業[ 04:06]や、ハブのグリースアップ[ 05:34]など、地道な作業が丁寧に紹介されています。そして、通勤バイクとしての快適性と実用性を追求した、数々のカスタムが施されていきます。
- 快適性を追求したハンドル: 通勤に適したアップライトなポジションを実現するため、「Ritchey Coyote」のハンドルバーと短いステムを組み合わせました[ 07:51]。
- 安定のブレーキシステム: 制動力の高い「XT V-brakes」を装着し、摩耗した部分はシムで調整することで、遊びのない確実な操作性を実現しています[ 10:34]。
- ワイドレンジなギア: 後輪にはワイドレンジの「Box cassette」(11-42T)を組み合わせることで、どんな坂道も楽に登れるギア比を確保しています[ 15:11]。
- シングル化とチェーン落ち対策: フロントをナローワイドチェーンリングのシングルにすることで、チェーンの脱落を防ぎ、シンプルでトラブルの少ない駆動系を実現しました[ 22:34]。
完成と感動のインプレッション
多くの試行錯誤を経て完成したバイクは、太い「Maxxis Hookworm」のタイヤと、グリップ感の良い「ESI」のチャンキーグリップ、そしてフリクションシフティングのワイドレンジ8速という、ユニークな構成に仕上がりました[ 36:05]。
オーナーは、完成したバイクの乗り心地に非常に満足しており、「非常に快適で、フレックス性もある」と絶賛しています[ 47:19]。動画の最後には、街中を軽快に走るその姿が収められており、苦労して作り上げた一台が、再び走り出した感動を共有することができます[ 37:25]。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=ZeqB2acrLXU