2025.08.16 2025.08.18

【動画紹介】Sklar Bikes PBJ：マウンテンバイクとグラベルバイクの究極融合

hrysbasics

皆さん、こんにちは！youtubeを見ていたら、まるで未来の自転車を見ているかのような、非常に洗練された動画を見つけたのでご紹介します。

今回は、カスタムバイクビルダーとして名高いSklar Bikesの創設者、アダム・スカラー氏が、彼らの量産フレームセット「PBJ」（Performance Basket Jammer）について語る、ファン必見の解説動画です。このPBJは、「オールテレーンバイク（全地形対応自転車）」という新しいコンセプトを掲げ、マウンテンバイクの走破性と、グラベルバイクの汎用性を、一つのフレームに完璧に融合させています。カスタムフレームの世界で培った彼の経験と知識が、惜しみなくこの量産モデルに注ぎ込まれており、その細部へのこだわりにはただただ感嘆するばかりです。

この動画を見れば、なぜ多くのサイクリストがこのバイクに魅了されるのか、その理由がきっとわかります。ただ走るためだけのツールではなく、どんな冒険にも応えてくれる頼もしい相棒として、日々のライドを格上げしてくれることでしょう。彼の哲学が詰まったPBJの解説を、まるで隣で話を聞いているかのように感じられるよう、詳しくご紹介していきます。

音声の日本語オートダビングも用意されている動画なので、日本語で楽しむことも出来ますよ！

PBJの徹底解剖：細部に宿るビルダーの哲学

アダム氏が語るPBJの最大の特徴は、あらゆるサイズで最高の乗り心地を実現するために、カスタムで引き抜き加工されたチューブを使用していることです[ 01:55]。この妥協なき素材選びが、このバイクの心臓部を形成しています。

多機能なフォーク: カスタム加工されたフォークは、強度を保ちつつ、ラックやフェンダー、カーゴケージなど、多くのマウントポイントを備えています[ 03:08]。また、100mmのサスペンションに対応しているため、本格的なトレイルライドも可能です[ 04:26]。
デザインと剛性: トップチューブはオーバル形状になっており、フレームの上下方向の柔軟性を高めながら、横方向の剛性を確保しています。これにより、快適性とペダリング効率を両立しています[ 05:31]。
ボトムブラケットとシートポスト: BBは、信頼性の高いねじ切り式BSA規格を採用[ 06:44]。シートポストは、31.6mmのドロッパーポストにも対応する35mm径です[ 07:09]。
タイヤクリアランスと調整機能: チェーンステーヨーク（チェーンステーのY字部分）によって、最大2.8インチの太いタイヤが装着可能[ 07:43]。さらに、スライディングドロップアウトにより、チェーンステーの長さを調整したり、シングルスピードで乗ることもできます[ 09:58]。