Surly クランパス vs. カラテモンキー:クロモリMTB、どっちを選ぶ?【ヒロヤス的考察】

ハイサーイ!皆さん、チャリ乗ってますかー?ヒロヤスです。デザイナーやってます。毎日10キロ、愛車で職場まで爆走してます。街で見かける自転車のパーツとかフレームについ目が行っちゃうんですよね。職業病かな?(笑)
今日は、自転車好きなら一度は聞いたことがあるであろう、アメリカの自転車ブランド「Surly(サーリー)」のクロモリMTB、「Krampus(クランパス)」と「Karate Monkey(カラテモンキー)」について、僕なりに語ってみようと思います。
実は僕自身は、この2台とも所有しているわけではないんです。でも、試乗会で乗らせてもらったり、友人のものを借りてみたり、ユーザーさんのレビューを読みまくったりして、かなり深く調べました。なので、あくまで「ヒロヤス的考察」として、それぞれの特徴や違い、どんな人にオススメかを、包み隠さずお伝えしたいと思います。
Surly ってどんなブランド?
まず、Surly について軽く触れておきましょう。Surly は、アメリカのミネソタ州に拠点を置くブランドで、耐久性抜群のクロモリフレームを使った自転車作りで有名です。「タフで、実用的で、ちょっと変わってる」ってのが、Surly のイメージかな。
流行に左右されないデザインと、アドベンチャーライドにも対応できる頑丈さが魅力で、コアなファンが多いんです。僕もクロモリフレームの自転車が好きなので、Surly のラインナップにはいつも惹かれます。
Krampus(クランパス):モンスタータイヤが生み出す圧倒的な走破性
まずは、Krampus から見ていきましょう。Krampus は、29+(29プラス)と呼ばれる、太めのタイヤを履いたマウンテンバイクです。この29+タイヤが、Krampus 最大の特徴と言えるでしょう。
29+ タイヤって何?
29+ タイヤは、通常の29インチタイヤよりも幅が広く、ボリュームがあります。Krampus の場合、3インチ幅のタイヤが標準装備されています。この太いタイヤのおかげで、エアボリュームが大きくなり、路面からの衝撃を吸収しやすくなります。
Krampus のメリット
- 圧倒的な走破性: 太いタイヤのおかげで、砂利道やダート、シングルトラックなど、あらゆる路面を走破できます。タイヤが地面をしっかりとグリップしてくれるので、安定感も抜群です。
- 快適な乗り心地: エアボリュームが大きいので、路面からの振動を吸収してくれます。長時間乗っていても疲れにくいのが嬉しいポイントです。
- 独特なルックス: 太いタイヤとクロモリフレームの組み合わせが、他にはない独特な雰囲気を醸し出しています。街乗りでも注目されること間違いなし!
- 高い汎用性: キャリアやフェンダーを取り付けるためのダボ穴がたくさんあるので、カスタム次第でツーリングバイクとしても活躍できます。
Krampus のデメリット
- 重量: 太いタイヤを使っている分、どうしても重量が増してしまいます。特に上り坂では、その重さを感じることがあります。
- 価格: パーツ構成にもよりますが、カラテモンキーより少し高めの価格設定です。
- 取り回しの難しさ: 太いタイヤの分、小回りが利きにくい場合があります。特に狭い場所での取り回しには、少し慣れが必要です。
- タイヤの選択肢の少なさ: 一般的なMTBタイヤに比べると、29+タイヤの選択肢はまだ少ないのが現状です。
Krampus はこんな人にオススメ!
- 走破性を重視する人: ダートやシングルトラックをガンガン攻めたい!という人にピッタリです。
- 快適な乗り心地を求める人: 長時間乗っても疲れにくい自転車を探している人にオススメです。
- 個性的な自転車に乗りたい人: 他の人とは違う、独特なルックスの自転車に乗りたい人にオススメです。
- ツーリングも楽しみたい人: キャリアやフェンダーを取り付けて、キャンプツーリングを楽しみたい人にオススメです。
Karate Monkey(カラテモンキー):万能なクロモリハードテールMTB
続いては、Karate Monkey です。Karate Monkey は、Surly のラインナップの中でも、特に人気の高いモデルです。クロモリフレームのハードテールMTBで、シングルスピードにも、多段ギアにも対応できる汎用性の高さが魅力です。
Karate Monkey のメリット
- 高い汎用性: シングルスピードにも、多段ギアにも対応できるので、自分の好みに合わせてカスタムできます。
- 手頃な価格: Krampus に比べると、比較的リーズナブルな価格設定です。
- 軽量性: Krampus に比べると、軽量なので、取り回しがしやすいです。
- カスタムの自由度: フレームの設計がシンプルなので、様々なパーツを取り付けることができます。自分だけのオリジナルバイクを作り上げたい人にオススメです。
- 街乗りにも最適: 太すぎないタイヤを装着すれば、街乗りでも快適に走行できます。
Karate Monkey のデメリット
- 走破性: Krampus に比べると、走破性は劣ります。特に悪路では、タイヤが滑りやすい場合があります。
- 快適性: ハードテールなので、路面からの振動をダイレクトに感じやすいです。長距離を走る場合は、少し疲れを感じるかもしれません。
- パーツ選びの難しさ: シングルスピードにするか、多段ギアにするか、どんなパーツを選ぶかによって、乗り味が大きく変わります。初心者には、少しハードルが高いかもしれません。
Karate Monkey はこんな人にオススメ!
- 汎用性を重視する人: 通勤・通学から、トレイルライドまで、幅広く楽しめる自転車を探している人にオススメです。
- カスタムを楽しみたい人: 自分だけのオリジナルバイクを作り上げたい人にオススメです。
- 手頃な価格でクロモリMTBに乗りたい人: Krampus よりリーズナブルな価格で、クロモリMTBに乗りたい人にオススメです。
- 街乗りもしたい人: オフロードだけでなく、街乗りも快適にこなしたい人にオススメです。
Krampus と Karate Monkey:結局どっちが良いの?
Krampus と Karate Monkey、どちらも魅力的な自転車ですが、結局どっちが良いのか?それは、あなたがどんな自転車に乗りたいかによって変わってきます。
- 走破性を重視するなら、Krampus。
- 汎用性を重視するなら、Karate Monkey。
僕なら、もし一台だけ選ぶとしたら、Karate Monkey かな。カスタムの自由度が高いし、街乗りからトレイルライドまで、幅広く使えるのが魅力です。でも、Krampus のあの圧倒的な存在感も捨てがたい…!(笑)
結局は、試乗してみるのが一番です。実際に乗ってみて、自分のフィーリングに合う方を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
今回は、Surly の Krampus と Karate Monkey について、僕なりの考察をお伝えしました。どちらも、Surly らしいタフで実用的な自転車です。ぜひ、自分にぴったりの一台を見つけて、自転車ライフを楽しんでください!
最後に、このテーマに沿ったYouTube動画をいくつかピックアップしておきます。
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これらの動画を参考に、カラテモンキーとクランパスの違いや選択のポイントを深く理解していただければ幸いです。