【動画紹介】「Made Bike Show」特集:ポートランドのカスタムバイクの祭典【BIKEPACKING.com】

皆さん、こんにちは!
youtubeを見ていたら、まるで自転車ビルダーの工房がそのまま画面の中に飛び出してきたかのような、とてつもなく熱い動画を見つけたのでご紹介します。
今回は、アメリカ・ポートランドで開催された自転車の祭典「Made Bike Show 2025」BIKEPACKING.comが取材した、まさに珠玉のインタビュー集です。
このショーは、単なる新製品の発表会ではありません。世界中から集まった小さな工房や、情熱を燃やす個人ビルダーたちが、自らの哲学と技術のすべてを注ぎ込んで作り上げた、唯一無二のカスタムバイクやパーツを展示する、職人たちの「魂の競演」の場なのです。
この動画は、そんな熱気に満ちた会場を歩き回りながら、各ブースのビルダーたちに直接インタビューを敢行。彼らがなぜそのデザインを選んだのか、なぜその素材にこだわるのか、その背景にある深い思考や、モノづくりへの純粋な愛情が、生の声で語られています。
例えば、バッグブランドが環境に配慮したリサイクル素材で新しいコレクションを発表したり、長年培ってきた技術を注ぎ込んでモジュール式のラックを開発したり。中には、3Dプリンターという最新技術を駆使して、不可能だと思われていた革新的なフレームやパーツを生み出すビルダーも登場します。
また、特筆すべきは、自転車が単なる道具ではなく、アートであり、そして個人のストーリーを語る存在として描かれている点です。家族のために作られたバイク、レースで素晴らしい結果を出したバイク。それぞれのバイクには、作り手と乗り手の物語が深く刻まれており、見ている私たちの心にも強く響きます。
この記事では、動画で紹介されている、独創性と情熱に満ちたブランドと製品の数々を、動画のタイムコードを交えながら詳しく解説していきます。さあ、あなたもこの動画を見て、自転車の世界の奥深さに触れてみませんか?
個性豊かなブランドと製品の世界
この動画では、特に注目すべき以下のブランドと、彼らがMade Bike Showで披露した作品が紹介されています。
- Swift Industries: グラベルレースやバイクパッキングに適した、Wolf Toothと共同開発したバイク「Ato War and Tai」が登場します[00:38]。さらに、デザイナーとのコラボレーションで生まれた新しいグラフィックのバッグコレクション「luminary collection」を発表[01:22]。リサイクル素材「XG grid」で作られた、環境にも配慮した製品です[02:15]。
- Pass and Stow Racks: 15年以上にわたってラックを製造してきたブランドのMatt氏が、旅行用に平らにできるモジュール式のラックを紹介[04:44]。ダイナモ配線に対応するなど、使い勝手にもこだわった製品です[05:52]。
- Mad Monkey Designs: アートをサイクリングの世界に広めることを目的としたブランド[07:26]。レザーや様々な種類のキャンバス地を使ったカスタムバイクバッグや、アート性の高いバルブキャップなどを製造しています[08:51]。
- Josh Ogle Design: 3Dプリント技術を駆使してステムやヘッドセットなどのコンポーネントを製造するブランド[09:40]。3Dプリンターによって、シートバインダーをフレームと一体化させたり、部品を中空にしたりするなど、創造的なデザインが可能になったと語っています[14:50]。
- Camp and Go Slow: Outer Shellと共同で製作した、フクロウやマスをモチーフにした新しい柄のバッグコレクションが登場します[17:13]。また、幅の広いドロップバーにも対応できる、10フィート(約3m)の長いバーテープも製造しています[18:16]。
- Slow Southern Steel Fab: バイクパックレースに出場する女性ライダーのために、軽量スチールで作られたバイク[19:32]。ピンクと紫のカスタムバッグは、South City Stitch Worksが手掛けており、このバイクで彼女はレースで素晴らしい成績を収めました[22:25]。
まとめ
この動画は、ポートランドの「Made Bike Show」という特別な場を通じて、自転車が持つ無限の可能性と、作り手たちの計り知れない情熱を私たちに伝えてくれました。
単に性能を追求するだけでなく、乗り手のライフスタイルや、個人的なストーリーを形にするカスタムバイクの世界は、私たち自身の自転車との向き合い方にも大きな示唆を与えてくれます。
環境に配慮した素材、メンテナンス性を高める工夫、そして家族への想いが込められた一台。一つひとつの製品に、作り手の深い思考と愛情が宿っていることが分かります。彼らのように、既存のルールにとらわれず、自由に発想し、自分の手で何かを作り上げる喜びを、私たちも日々の自転車ライフの中で見つけていきたいですね。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=fpX94CwTcX4&pp=ugUEEgJqYQ%3D%3D
皆さんがカスタムバイクをオーダーするとしたら、どんなテーマで、どんなバイクを作りたいですか?ぜひ、コメントで教えてください!
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