【動画紹介】ハンドメイドバイクの祭典 vol.2【BIKEPACKING.com】

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皆さん、こんにちは!

YouTubeを見ていたら、またしても僕の心に深く刺さる動画を見つけてしまいました。今回は、BIKEPACKING.comというチャンネルが公開した、アメリカで開催された自転車展示会「MADE 2025」の様子を伝えているものなんです。この動画は、ただの「ショーレポート」じゃありませんでした。一台の自転車と、それに人生をかけるビルダーたちの物語が、次々と描かれていて、デザイナーである僕の心を強く揺さぶったんです。

僕がデザイナーとして、いつも製品の裏にある哲学や作り手の想いを大切にしているからかもしれません。この動画に出てくるバイクたちは、どれも大量生産されたものではなく、乗り手の個性やライフスタイルに合わせてカスタムされた、まさに「作品」でした。まるで、その人の人生そのものを語っているかのよう。僕も自分の愛車をカスタムするたびに、この気持ちになるんです。

そして、ビルダーたちが、自分の作品について語る時の楽しそうな表情。彼らにとって、このバイクが単なる道具ではなく、魂を込めた「相棒」なんだということが、画面越しにひしひしと伝わってきました。

この記事では、そんな「MADE 2025」で僕が心を惹かれた、個性豊かなバイクと、そこに宿る物語について、じっくりと語っていこうと思います。もしかしたら、この動画が、あなたの自転車観も変えてしまうかもしれませんよ。さあ、一緒にこの特別なバイクの世界を覗いてみませんか。

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僕が心を惹かれた自転車たち

この動画には、本当に様々な哲学を持つビルダーと、その人たちに寄り添う唯一無二のバイクが登場しました。中でも、特に僕の心に響いたバイクをいくつかご紹介しますね。

まずは、Slow Southern Steelのジェシーが作った、バイクパッキング用の自転車[01:43]。彼が、このバイクを「沈没船のような緑青の質感を再現した」と語る姿[00:59]は、デザイナーの僕にとって、まるで一つのアート作品を見ているようでした。そして、ヘッドチューブのバッジに本物の鉱石を組み込む[01:32]という話を聞いて、本当に驚きました。細部にまで物語を宿らせる、そのこだわりは、僕の理想そのものです。

次に、Significant Otherというブランドのアシュリーが作ったチタンバイク[07:38]。このバイクは、どんなスタイルにも対応できる設計になっている[06:38]そうで、さらに「傷を気にせず乗れるように」という哲学のもと、使い古したような塗装が施されている[07:27]んです。機能性と美しさ、そして乗り手への深い配慮。その全てが凝縮されている、本当に素晴らしい一台だと感じました。

そして、最も心を揺さぶられたのが、Wildのブラッドリーが作った、クラシックなリベンデルにインスパイアされた「Bombadil」というモデル[15:45]。ダブルトップチューブやダブルステムなど[16:10]、随所に遊び心のあるディテールが散りばめられていました。これは、自転車の既成概念にとらわれない、ビルダーの自由な発想が生んだ「物語」なんですよね。

まとめ

この「MADE 2025」の動画は、自転車が単なる道具ではなく、乗り手の人生や哲学が宿る、個性的なパートナーだということを、改めて僕に教えてくれました。

流行に流されることなく、本当に良いもの、本当に美しいものを追求する姿勢こそが、時代を超えて愛されるブランドやバイクを生み出すんだと、改めて感じました。

僕もいつか、自分の愛車を、こんな風に誰かの心を揺さぶるような一台に仕上げてみたい。そんな夢を抱かせてくれる、本当に素晴らしい動画でした。

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=5IC14XjLwuY&pp=ugUEEgJqYQ%3D%3D

皆さんが心を奪われた、特別な一台やブランドはどんなものですか?ぜひ、コメントで教えてほしいですね。

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Designer & Cr-Mo Freeks
中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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