【動画紹介】「エブリデイバイク」に宿る哲学。ブルーラグ店長あぜみさんの物語【BLUE LUG】

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皆さん、こんにちは!

YouTubeを見ていたら、また僕の心に深く刺さる動画を見つけてしまいました。今回は、僕がいつもお世話になっているブルーラグの「BIKE PEOPLE」というシリーズの番外編。ブルーラグ鹿児島店の店長である、あぜみさんにスポットを当てたインタビューなんです。この動画は、ただの「店長紹介」ではありませんでした。一人の男が自転車と出会い、その人生がどう変わっていったのか、その奥深い物語が描かれていて、僕の心を強く揺さぶりました。

デザイナーという仕事柄、僕はいつも「プロダクト」の裏にある「ストーリー」を大切にしています。なぜその製品が生まれたのか、どんな想いが込められているのか。それは、自転車も同じです。この動画は、まさにそれを教えてくれました。あぜみさんが、メッセンジャー時代に怪我をしたことをきっかけに、ブルーラグに入り、誰からも教わることなく、独学でメカニックの道を極めていった[09:58]というエピソードには、本当に胸が熱くなりました。給料をもらわずに働いていた[11:38]という話を聞いて、僕は思わず「本当に自転車が好きなんだな」と、画面に向かって語りかけていましたよ。

そして、彼が「エブリデイバイク(毎日乗る自転車)」[38:27]という言葉を生み出し、実用性とファッション性を両立させた自転車文化を築き上げた[38:27]という話は、まさに僕のブログのテーマと重なる部分でした。単なる移動手段ではない、生活を豊かにするツールとしての自転車。彼の哲学が、今のブルーラグの文化を形作っているんだと知って、改めてこのブランドへの愛が深まったんです。

この記事では、そんなあぜみさんの情熱と、彼が自転車人生で築き上げてきた哲学について、僕なりの視点でじっくりと語っていこうと思います。もしかしたら、この動画が、あなたの自転車観も変えてしまうかもしれません。さあ、一緒にこの特別な物語の世界を覗いてみませんか。

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僕が心を惹かれた、一人の男の哲学

この動画で最も心を惹かれたのは、あぜみさんの「美学」でした。

彼は、ブルーラグの初代メカニックとして、ワイヤーのルーティングなど、細部にまでこだわった美しい自転車の組み方を確立した[29:51]そうです。これは、まるでデザイナーが作品を作り上げるように、一台一台の自転車と向き合ってきた証拠だと思いました。機能性だけでなく、その見た目の美しさも追求する姿勢は、僕が日頃から大切にしているデザインの哲学そのものです。

そして、彼が一度ブルーラグを辞めて鹿児島に移住し、再びブルーラグ鹿児島店として再スタートを切った[46:05]という話。これは、ただの復帰ではありません。彼が長年培ってきた経験と情熱を、新しい場所で、新しい形で表現するという、新しい挑戦なんだと感じました。そして、鹿児島が街乗りからロングライドまで多様な楽しみ方ができる場所だと語っている[49:03]のを聞いて、僕もいつか彼の組んだ自転車で、あの自然豊かな街を走ってみたいと思いました。

まとめ

この「BIKE PEOPLE」の動画は、自転車が単なる「モノ」ではなく、一人の人間が持つ「哲学」そのものを体現する存在なんだと、改めて僕に教えてくれました。

あぜみさんのように、一つのことに情熱を注ぎ、独学で道を切り拓いていく姿勢。そして、自分が本当に良いと信じるものを追求し、新しい文化を築いていく力。それこそが、僕たちが自転車に惹かれる本当の理由なのかもしれません。

僕も、あぜみさんのように、自分の愛車を通して、誰かの心を動かせるような、そんなデザイナーでありたい。そんな風に思わせてくれる、本当に素晴らしい動画でした。

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=8Zb-DzOfI-4

皆さんが心を動かされた、特別な自転車や、それを愛する人はいますか?ぜひ、コメントで教えてほしいです!

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Designer & Cr-Mo Freeks
中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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