【東京出張記】BLUE LUG代々木公園店とツバメコーヒー。ステムバッグの調達。

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こんにちは、ヒロヤスです。大阪の街を今日も自転車で駆け抜けているアラフォー、デザイナーの僕です。

僕のブログをいつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。さて、今回は、先日東京へ出張に行った際に立ち寄った、BLUE LUG (ブルーラグ) 代々木公園店でのエピソードと、そこで感じた自転車文化の深さについてお伝えしたいと思います。

大阪でデザインの仕事をしている僕にとって、東京への出張は刺激的でありながらも、いつもどこか慌ただしいものです。ただ今回は、スケジュールに少し余裕を持たせ、以前からどうしても立ち寄りたかった代々木公園店を久々に訪れることができました。

秋口に入り、日差しは柔らかく、都心のサイクリングには最高の季節。店頭にはたくさんの自転車が並び、店内も週末とあってか、僕のような遠方から来た人間だけでなく、地元の方々や外国人観光客で活気に満ち溢れていました。僕自身、クロモリフレームのMTBやグラベルロードを愛でる人間として、このお店が持つ独特な雰囲気、つまり「単なる自転車屋」ではない、文化を発信し続けている場所としてのエネルギーを強く感じています。

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秋の陽光と活気。代々木公園店は僕の感性を刺激する

代々木公園店の周りは、まさに自転車を楽しむための環境が整っています。公園へ走りに行く人もいれば、そこでカスタムや修理の相談をしている人もいる。その空気感が、大阪の街乗りとはまた違う、東京の「自転車のある日常」を強く感じさせてくれました。

店内に入ると、カスタムされた美しい自転車、魅力的なパーツ、そして様々な用途のバッグ類が所狭しと並んでいます。今回は特に、そろそろ気温が下がり始める時期ということもあり、グローブを使うようになる前に、冬場にも手軽に物を出し入れできる大きなバッグを探していました。

店員さんと少し話したのですが、予想通りバッグ系の人気が高く、一部は品薄状態。それでも、僕のニーズに合うアイテムを見つけることができました。

デザイナー視点で選ぶ。機能美を追求したステムバッグ

今回僕が購入したのは、ファスナー付きの大きめのステムバッグです。

普段、僕は機能性だけでなく、そのプロダクトが持つデザイン性や作り手のこだわりを深く掘り下げてしまう性分です。ステムバッグという小さなアイテム一つをとっても、ただの小物入れではない。自転車のハンドル周りの限られた空間で、いかに美しく収まり、いかにスムーズにアクセスできるか、それが重要になります。

今回選んだものは、一般的な巾着タイプではなく、ファスナーでしっかりと閉じることができるモデル。これは、グローブをした手でも操作しやすいように配慮されたファスナーの引き手や、ガタつきを抑えるための固定パーツの配置など、細部にまで使い手への配慮が行き届いていることが決め手となりました。

もちろん、クロモリのタフなフレームに負けない、耐久性の高い素材感や、縫製の美しさも、デザイナーとして見逃せないポイントでした。まさに機能と美しさが両立した、僕のバイクに新たな彩りを与えてくれるプロダクトだと感じています。

東京の自転車文化と繋がる味。ツバメコーヒーの絶品バゲット

買い物を終えて一息つくために、お店の近くにあるツバメコーヒーへ。

僕のブログでも何度か触れていますが、自転車に乗っていると、走ることと同じくらい、休憩時間の「質」が重要になります。コーヒーショップやベーカリーなど、その土地のカルチャーに根付いた場所で過ごす時間は、旅の醍醐味の一つです。

今回は、店員さんにおすすめしてもらったブラウンチーズのバゲットをいただきました。これが本当に美味しかった。チーズの香ばしさと塩気、そしてバゲットのパリッとした食感と小麦の香りが、東京の秋の午後にぴったりでした。自転車ショップと、その周りのカルチャーが密接に繋がっているということも、BLUE LUGの魅力の一つだと再認識しました。

「BLUE LUG」の根底にあるストーリーと哲学

僕がこれほどまでにBLUE LUGという場所から刺激を受けるのは、単にモノが揃っているからだけではありません。彼らがブランドとして大切にしているバックストーリーや哲学が、プロダクトの隅々にまで浸透しているからです。

BLUE LUGは、元々洋服のブランドをやっていた創業者の方が、自転車に魅了され、やがてウェブ通販からスタートし、店舗を構えるに至ったという経緯を持っています。

単に競輪フレームの輸入から始まったビジネスが、いつしか「自分たちの乗りたい自転車、欲しいパーツがないなら自分たちで作る」という、DIY精神をベースとした、独自の文化圏を築き上げました。彼らは、既製品を売るだけでなく、**「自転車をより自由に、遊び心を持って楽しむこと」**というライフスタイルそのものを提案し続けています。

それは、規格にとらわれず、ユーザーが本当に求めるものを形にする、その**「モノづくりへのこだわり」**が、デザイナーである僕の感性を常に刺激してくれるのです。

大阪への「お土産話」。次にくるクロモリフレームの予感

そして、今回大阪からわざわざ足を運んだ僕への「お土産話」として、店員さんがこっそりと教えてくれた情報があります。

なんと、現在開発が進んでいる新しいクロモリフレームのプチリーク情報です。

詳細はまだ写真も詳細も公開NGとのことなので、ここでは多くを語れませんが、僕の好きなMTBとグラベルロードのちょうど中間を行くような、非常にワクワクするコンセプトのフレームでした。見せてもらって、話を聞いているだけで、もう頭の中でどんなハンドルいれてー、と妄想が膨らみました笑

次の情報公開が今から楽しみで仕方ありません。またこのブログで続報をお伝えできる機会があればと思っています。

まとめ

今回の東京出張でのBLUE LUG代々木公園店への訪問は、単なる買い物ではなく、僕にとって**日本の自転車文化の「今」**を体感する貴重な時間となりました。

彼らが提案するのは、ただ速く走るための自転車ではなく、日常を豊かにし、人生を冒険に変えてくれる「相棒」としての自転車です。その哲学は、僕がデザイナーとして、モノの機能性だけでなく、そこから生まれるストーリーや文化を大切にする姿勢と深く共鳴します。

ステムバッグという新たな相棒を得て、そして新しいクロモリフレームの予感という刺激的なお土産話を聞き、僕のクロモリに対する情熱はさらに高まるばかりです。大阪に戻り、この新しいバッグを愛車に取り付けるのが今から楽しみでなりません。

皆さんの周りにも、思わず立ち寄りたくなる、文化を発信している自転車ショップはありますか?お気に入りの場所や、そこで見つけたこだわりのアイテムがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

それでは、また次の記事で会いましょう!ヒロヤスでした!

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中の人はCrust evasion乗り。最近古いMuddyFOXも仲間入りしました。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れるアラフォーのクリエイター。 自転車のあれこれやニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログにして行ってます。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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