【動画紹介】ハンドメイドバイクの祭典vol.6:来場者のバイクチェック!【BIKEPACKING.com】

こんにちは、ヒロヤスです。大阪の街を今日も自転車で駆け抜けているアラフォー、デザイナーの僕です。
YouTubeを見ていたら、またしても僕の心をぐっと掴んで離さない動画を見つけてしまいました。今回は、BIKEPACKING.comというチャンネルが公開した、Made Bike Showの参加者にインタビューしているものなんです。この動画は、スピードやテクノロジーを競い合うような華やかなショーの映像ではないんですよ。一台の自転車と、それを愛する一人の乗り手。ただそれだけのシンプルなインタビューが、僕の心を強く揺さぶりました。
僕がデザイナーとして、いつも製品の裏にある哲学や作り手の想いを大切にしているからでしょうか。この動画に出てくるバイクたちは、どれも大量生産されたものではなく、乗り手の個性やライフスタイルに合わせてカスタムされた、まさに「作品」でした。まるで、その人の人生そのものを語っているかのよう。僕も自分の愛車をカスタムするたびに、この気持ちになるんです。
そして、インタビューに答える人たちの、自転車を語る時の楽しそうな表情。彼らにとって、このバイクが単なる移動手段ではなく、かけがえのないパートナーなんだということが、画面越しにひしひしと伝わってきました。中には、ごみ置き場から救出した自転車を愛用している人もいて、本当に心が温かくなったんですよ。
この記事では、そんなMade Bike Showで僕が心を惹かれた、個性豊かなバイクと、そこに宿る物語について、じっくりと語っていこうと思います。もしかしたら、この動画が、あなたの自転車観も変えてしまうかもしれません。さあ、一緒にこの特別なバイクの世界を覗いてみませんか。
僕が心を惹かれた自転車たち
この動画には、本当に様々な背景を持つ人々と、その人たちに寄り添う唯一無二のバイクが登場しました。中でも、特に僕の心に響いたバイクをいくつかご紹介しますね。
まずは、タイラーという青年が乗る、中古のサーリー・クロスチェック[00:24]。彼がこのバイクを「中古で買った」と話す姿に、僕はすごく共感しました。新品だけが全てじゃない。誰かの歴史を引き継ぎ、そこに自分だけの物語を重ねていく。それこそが、自転車の楽しさの一つなんだと思います。
次に、マイケルが乗っていた、ジョーンズのショートホイールベース・プラス・スペースフレーム[02:37]。彼はこのバイクのフォークがお気に入りだと話していましたが、その独創的な形状は、まさしくデザイナーの心をくすぐるものでした。機能と見た目の両方を高次元で両立させている姿は、僕の理想そのものです。
そして、最も印象的だったのが、サラが乗っていた、ごみ置き場から救出した自転車[07:32]。彼女は「この自転車の好きなところは?」と聞かれて、「どこへでも連れて行ってくれること」と答えたんです。この言葉に、僕は胸が熱くなりました。バイクの値段やブランドではなく、その自転車がもたらしてくれる体験そのものを愛している。これこそが、僕たちが自転車に求める本質なんだと、改めて気づかされました。
一台のバイクに宿る、乗り手の哲学
この動画は、様々なバイクの見た目やコンポーネントを紹介しつつも、実は乗り手の「哲学」を深く掘り下げているんだと、僕は感じました。
例えば、コルトンが乗る、パウダーコーティングされたジャミスのドラゴンフライ[01:06]。彼はこのバイクを「バハに行くために組んだ」と話しています。特定の目的のために、自分の手で一つずつパーツを選び、バイクを作り上げていく。この過程こそが、自転車を単なる道具から、かけがえのない相棒へと変える魔法なんです。
また、アマル・シャドガーのミッドナイト・スペシャル[06:05]は、電子シフトと機械式ブレーキという、一見すると相反する組み合わせでした。しかし彼は「多くのシルバーパーツを見たい」と話していて、これは彼の美学に基づいたこだわりなんでしょう。機能性と見た目の両方を追求する姿勢は、僕たちデザイナーが常に抱くテーマでもあります。
まとめ
このMade Bike Showの動画は、自転車が持つ、底なしの魅力を僕に教えてくれました。
それは、自転車は単なる道具ではなく、乗り手の人生や哲学が宿る、個性的なパートナーだということ。流行に流されることなく、本当に良いもの、本当に美しいものを追求する姿勢こそが、時代を超えて愛されるブランドやバイクを生み出すんだと、改めて感じました。
僕もいつか、自分の愛車を、こんな風に誰かの心を揺さぶるような一台に仕上げてみたい。そんな夢を抱かせてくれる、本当に素晴らしい動画でした。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=rLVZGJ7TYPc&pp=ugUEEgJqYQ%3D%3D
皆さんが心を奪われた、特別な一台やブランドはどんなものですか?ぜひ、コメントで教えてください!
それでは、また次の記事で会いましょう!ヒロヤスでした!