土日で行く、心地よい「半輪行旅」のすすめ

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こんにちは、ヒロヤスです。大阪の街を今日も自転車で駆け抜けているアラフォー、デザイナーの僕です。

仕事が忙しい毎日の中で、週末の2日間をどう過ごすか。これは僕たち会社員にとって、永遠のテーマですよね。せっかくの休み、心からリフレッシュしたい。でも、次の日の仕事のことを考えると、遠出はためらってしまう…。

そんな僕が最近、最高の答えを見つけました。それが、**「行きは自転車、帰りは輪行」という、いわゆる「半輪行旅」**のスタイルです。

この旅は、ハードに走り込むサイクリストのためだけじゃありません。むしろ、僕たちのように時間も体力も限られている人たちにこそ、心からおすすめしたい旅の仕方なんです。

今回は、この旅のスタイルがなぜこんなにも心地よいのか、そしてどうすれば無理なく楽しめるのか、僕なりの方法をお伝えしたいと思います。

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なぜ「半輪行」が心地よいのか?

このスタイルには、自転車旅と電車の旅、それぞれのいいとこ取りをした、とっておきの魅力が詰まっています。

  • 行きは、思っているよりも遠くまで行ける
    「往復」を考えると躊躇してしまうような距離でも、このスタイルなら大丈夫。**片道に集中して走るので、想像している以上に遠くまで行くことができます。**自分の足で何十キロもペダルを漕ぎ、目的地にたどり着いたときの達成感は格別です。「こんなところまで自分の自転車で来れたんだ!」という感動は、旅の大きな醍醐味になります。
  • 日曜は疲労を気にせず、旅の余韻に浸る
    これが「半輪行旅」最大のメリットです。目的地で思いっきり遊んだり、美味しいものを食べたりしても、帰りのことを心配する必要がありません。疲れても、多少飲みすぎても大丈夫。日曜の朝、宿を出たら自転車を分解して輪行バッグに詰めれば、あとは電車の中で座ってゆっくり帰るだけ。景色を眺めながら旅の思い出を反芻する時間は、格別のものがあります。
  • 月曜からの仕事に備えて、しっかり休める
    日曜の午前中に輪行で出発すれば、午後の早い時間にはもう家に帰ってこられます。ヘトヘトになって帰宅し、月曜の朝を迎える…なんてことはありません。ゆっくりお風呂に入り、美味しいごはんを食べ、趣味の時間も確保できます。心身ともにリフレッシュした状態で、週明けを迎えられるのは本当に嬉しいことですよね。

「半輪行旅」を成功させるためのヒント

では、具体的にどう計画を立てて、この旅を心地よいものにするか。僕が実践している3つのポイントをご紹介します。

1. 計画は「無理なく」を最優先に

まず、走行距離は片道50km~100km程度で設定しましょう。特に初心者の方は、50kmくらいから始めるのがおすすめです。これは、ロードバイクなら3~4時間で走れる距離。体力的に無理がなく、景色も十分に楽しめます。

また、目的地は輪行しやすい駅や、駅から近い宿を選んでおくと安心です。駅周辺には、カフェやレストランも多いので、旅の楽しみも広がります。

2. 荷物はできるだけ「小さく、軽く」

輪行で電車に乗ることを考えると、荷物は最小限にしたいもの。僕の場合は、サドルバッグとフレームバッグ、ハンドルバーバッグの3つで完結させます。

  • 輪行バッグ: 旅の生命線。コンパクトにまとまるものがおすすめです。
  • 工具セット: パンク修理キットや最低限の六角レンチ。
  • 着替え: Tシャツ、インナーなど、宿で着るもの1日分。
  • 防寒具: ウィンドブレーカーなど。

これだけあれば、十分に快適な旅ができます。

3. 旅の相棒は「輪行しやすい自転車」

この旅には、やはり輪行しやすい自転車がおすすめです。

  • グラベルバイクやツーリングバイク: 荷物を積むためのダボ穴が豊富なので、バッグ類をしっかり固定できます。僕の愛するクロモリバイクは、頑丈なので、輪行時に多少ぶつかっても安心感があります。
  • ロードバイク: 軽くて分解もしやすいので、輪行に慣れている方には最適です。
  • ミニベロ: 小径車は分解しなくても、そのまま輪行できる場合もあります。

ヒロヤス的「半輪行旅」のTIPS

  • 大阪市内からなら、旅の選択肢は無限大。
    片道50キロ圏内に大きな駅がいくつもあるので、行き先には困りません。例えば、和歌山、奈良、京都など、電車で帰りやすい方面を選べば、旅の計画がぐっと立てやすくなります。
  • 帰りの電車は時間をずらしてみる。
    日曜の夕方は電車が混みがちです。少し早めにお昼を食べてから輪行準備を始めれば、ゆっくり座って帰ることも可能です。
  • 出発の朝ごはんは、コンビニでもOK!
    出発は気楽に、が一番大事。朝早くからお店を探す必要はありません。コンビニで買ったおにぎりやパンを、走り出して景色が良い場所で食べるのも、ちょっとした楽しみになります。

まとめ:土日の2日間が、もっと豊かになる

「行きは自転車、帰りは輪行」。

この旅のスタイルは、僕たち会社員に、週末の2日間を最大限に楽しむための最高の答えを与えてくれます。自転車で走る喜びと、輪行でリラックスして帰る快適さ。この二つを組み合わせることで、心身ともに満たされた状態で、また新しい週を迎えることができます。

自転車は、速く走るためだけじゃなく、こんな風に人生を豊かにしてくれる、素晴らしい道具です。

もしあなたが、日々の生活にちょっとした冒険と安らぎが欲しいと感じているなら、ぜひ一度、この旅のスタイルを試してみてください。

あ、あと疲れた体で宿探しをするのは、想像以上にストレスになります。気ままに出かけたりすると周りに全然宿がなかったり。旅の計画段階で、目的地周辺の宿を予約しておくことをおすすめします。

それでは、また次の記事で会いましょう!ヒロヤスでした!

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Designer & Cr-Mo Freeks
中の人はCrust evasion乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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