パーツ紹介記事

Veloorange DAJIA Bar レビュー:クロモリバイクの可能性を広げる! スポーティさも快適さも諦めないハーフドロップハンドルの進化版!

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どうも!大阪の自転車好きデザイナー、ヒロヤスです。今日も愛車のクロモリバイクで職場まで10キロ爆走!街で見かける自転車のパーツチェックはライフワーク。ついつい「このハンドル、もうちょい角度つけたら楽なのになぁ…」とか(笑)。

さて、今回は以前から気になっていたVeloorangeのDAJIA Barを購入!

クロモリフレーム好きなら共感してくれると思うけど、クラシカルな見た目を崩さず、現代的な快適性をプラスしたいって思うこと、ありますよね? かといって、スポーティな走行性能は犠牲にしたくない。DAJIA Barはそんなワガママに応える夢のようなハンドルです。

DAJIA Barってどんなハンドル? ハーフドロップの進化系?

Veloorange(ヴェロオレンジ)はアメリカの自転車パーツブランド。クラシックなデザインを現代技術で再現したパーツが多く、クロモリバイクやランドナー愛好家にはお馴染み。

DAJIA Barを一言で表すなら「多機能型ハーフドロップハンドル」。パッと見はハーフドロップのようですが、全く新しいドロップバーです。リラックス、スポーティ、多様なポジションを可能にします。

重要なのは、DAJIA Barを装着しても上半身が極端に起き上がるわけではないこと。あくまで自然な姿勢を保ちつつ、手首や肩への負担を軽減してくれるイメージです。

公式サイトによると、DAJIA(ダジャ)とは中国語で「みんな」という意味。「みんなが快適に乗れるように」という想いが込められているんでしょう。従来のハーフドロップハンドルの弱点を克服し、より多くの人にフィットするよう設計されているのかも。

DAJIA Barを試してみた感想:楽ちん! スポーティ?! ポジション別インプレ

実際にDAJIA Barを装着した自転車に乗ってみて、まず「色々なポジションが取れて楽!」、そして「スポーティな走りもできる!」と感じました。ポジションごとに詳しくレビューします。

  • ブラケットポジション:自然な姿勢でリラックス

上半身が極端に起き上がることはなく、自然な姿勢を保てます。手首の角度が自然になるように設計されているので、長時間のライドでも疲れにくい。街乗りや景色を楽しむサイクリングに最適。

  • ハーフドロップポジション:ちょっとスポーティに

ハーフドロップ部分を握ると、少し前傾姿勢に。向かい風の中を走ったり、ちょっとした上り坂を登ったりする時に有効。ロードバイクのようなガチガチの前傾姿勢ではないので、無理なくスポーティな走りを楽しめます。

  • エンドポジション:さらにスポーティに、安定感も

ハンドルの先端部分を握ると、さらに前傾姿勢に。スピードを出したい時や、急な上り坂を登る時に有効。意外だったのは安定感。ハンドル幅が広めなので、しっかりと握ることができ、安心して力を入れることができました。

  • 上部(フラット)ポジション:究極のリラックス

ブレーキレバー付近のフラットな部分を握ると、上半身が少し起きたリラックス姿勢。疲れた時に肩の力を抜いたり、景色をゆっくり眺めたりする時に最適。長距離ライドでは、リラックスできるポジションがあることが非常に重要。

DAJIA Barのメリット・デメリット

実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめます。

メリット:

  • 多様なポジション: リラックスからスポーティまで、状況に応じて様々なポジション。
  • 手首への負担軽減: 自然な角度で握れるので快適。
  • クラシカルデザイン: クロモリバイクと相性抜群。
  • カスタム可能: グリップやシフターなど、自分好みに。
  • スポーティな走りも: ハーフドロップやエンド部分を握ることで前傾姿勢に。
  • 安定感: ハンドル幅が広めなのでしっかり握れる。

デメリット:

  • 価格: 比較的高価。
  • ガチなスポーティ走行は苦手: レースに出るような人には不向き。
  • 取り付け: ブレーキレバーやシフターの取り付けに工夫が必要な場合あり。DIYに自信がない人は自転車店へ。
  • 人を選ぶ: 試乗がおすすめ。
  • ポジション慣れ: 自分に合ったポジションを見つけるのに時間がかかるかも。

DAJIA Barはどんな人におすすめ?

DAJIA Barはこんな人におすすめ。

  • 長距離ライドを楽しみたい人: 疲労軽減効果と多様なポジション。
  • 街乗りメインの人: 視界が広がり安全。
  • 手首が疲れやすい人: 負担が少ない。
  • クロモリバイク好き: デザインがマッチ。
  • カスタム好き: 自分好みに。
  • リラックスとスポーティを両立したい人: 一台の自転車で色々な楽しみ方をしたい人に最適。
  • 現状のハンドルに不満がある人: 試してみる価値あり。

ロードバイクのようなガチガチのスポーツ走行を求める人には、少し物足りないかも。あくまで「快適性」重視の人にオススメ。

DAJIA Barの選び方と注意点

DAJIA Barを選ぶ際に注意したいのは以下。

  • 幅: 体格や自転車のサイズに合わせて。
  • 素材: アルミ製とスチール製。乗り心地重視ならスチール、軽量化ならアルミ。
  • ライズ: ハンドルの高さ。DAJIA Barは低めなのでスポーティ重視の人にオススメ。
  • クランプ径: ステムのクランプ径に合わせて。
  • ブレーキレバーとシフター: 専用のアダプターや互換性のあるパーツが必要になる場合あり。
  • ハーフドロップ部分の形状: 実際に握ってみて自分に合ったものを。
  • バーテープ: グリップ力向上。デザイン性の高いものが似合います。

取り付けは自信がない場合は自転車店へ。

DAJIA Barで、クロモリバイクの可能性を広げよう!

VeloorangeのDAJIA Barは、快適性とスポーティさを両立した革新的なハーフドロップハンドル。クラシカルなデザインでありながら現代的な快適性。ハーフドロップハンドルの進化形であり、クロモリバイクの新たな可能性を拓くポテンシャルを秘めていると感じました。

通勤で毎日自転車に乗る僕にとっては、疲労軽減効果とスポーティな走りを楽しめる点が魅力。DAJIA Barがあれば、通勤ライドがもっと楽しくなるだろうなぁ。

近いうちに、DAJIA Barを装着して愛車のクロモリバイクで大阪の街を駆け巡りたいと思います! その時は、またブログでレポートしますね。

さあ、あなたもDAJIA Barで、クロモリバイクの新たな可能性を体験してみませんか? きっと、今まで以上に自転車が好きになるはず!

OSBN?
Hrys Basics(ひろやす)
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Designer & Surly Freeks
中の人はCrustとSurly、通勤はMASI乗り。クロモリ自転車とデザイン・作品制作に明け暮れる30第半ばのクリエイター。 海外の自転車ニュースやいろいろなフレーム・パーツがとても気になり、あれこれ見て調べてってやるならそれをまとめて見よう、ということでこのブログを解説しました。 飽き性が出ないよう根気よく続けていこうと思います。
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